在宅勤務中、つい昔を懐かしんでしまう・・・

 私の勤めているお世辞にも優良とは言えない中小企業でも、新型コロナウイルス感染症防止のため、在宅勤務の取組が2020年4月21日から始まりました。週の半分を出勤して、残りは在宅勤務。

予想通りですが、気が緩んでしまって業務効率は良くないですが、その分出勤した日に頑張って取り戻すという感じです。

 

長い人生でも、会社や学校へ行くことが出来ないなんて、そう起こることじゃないでしょうから、この過ごした時期・時間を多少でも残そうと思って、ブログを始めることにしました。

日記すら小学校以来書いていないですから、皆さんに読んでいただくようなものではないかもしれませんが、公開することで自分が続ける動機付けにしたいと思います。

 

いつまで続くことやら分かりませんが、、、

 

 

早速ですが、

在宅勤務の朝、始業時間に一応自宅の机にスタンバイして、仕事らしいことをするんですが、ついテレビや漫画、ゲームなんかに意識がいってしまいます。

 

誘惑に負けず、いくつかメールや電話で仕事を済ませ、そろそろコーヒーブレイクしようかなって思って目を転じたとき、

自室の本棚の上の、背が届きそうで届かない場所にある「魔術̪士オーフェンはぐれ旅」シリーズの背表紙が、

「ちょっと、光の白刃放たない?」って感じで誘ってきます。

 

 

 

大学生のときに初めて読んで、それ以降、ずっと好きな作品です。

つい、1作目をパラパラとめくって流し読みすると、そのままドップリとはぐれ旅に出かけてしまいました。

 

ご存じの方も多いでしょうが、魔術士オーフェンファンタジー小説の傑作です。

金貸しに身を落としたオーフェンが、借りた金を返さない地人たちとともに一計を企てるのですが、ドラゴン風の化け物や、昔師事した魔術士学校の先生や生徒が登場してバトルになったり、ドラゴン種族の遺産や姉に振り回されたりします。

 

ロードス島戦記とかばかり読んでた当時、オーフェンシリーズの人間描写が秀逸で、2回・3回と読み返せる面白さがありましたね。 

大学生のとき、この小説の代わりに論文の1つも頭に入れていれば、今とは違った仕事をしていたかもしれません。

しかし、まったく後悔はしていません。

私は当時、いくらやっても成果の出ない研究から目をそらし、クリーオウやマジクのようにオーフェンにくっついて冒険したかったんです。

 

取り合えず、この日は1作目「我が呼び声に応えよ獣」を読了しました。

無意識に、「バルトアンデルス、バトルアルンデス・・・」とつぶやいて、5歳の娘に怪訝な顔されましたが。

名前の付け方が良いんですよね、頭の片隅に残る感じで。

きっと明日以降もちょこちょこ続き読む予感がします。