鍾馗(しょうき)様を飾りました

うちには男の子がいるので、5月の節句には鍾馗様を飾ります。

実家の両親から、男の孫が生まれたということで送られてきたもので、毎年飾っています。

私が子どもの頃にも飾っていたそうですが、まったく覚えていませんね。

兜や小さめの鯉のぼりを飾っていた記憶はうっすらあるんですけど。

まあ、我が家は鯉のぼりを飾るような広い庭があるわけでもないので、鍾馗様で良いんですけど。

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今更ですが、鍾馗様って何者でしょう?

中国「唐」の時代、皇帝がマラリアにかかり苦しんでいると、夢で小鬼が楊貴妃の紫香嚢と玉笛を盗んで逃げようとしていた。

そこへ鍾馗が登場してその小鬼を退治して食べてしまった。

皇帝が尋ねると、「官吏になるための採用試験に落第して自殺しましたが、手厚く葬られましたので、恩に感じて天下の災いを除く誓いをたてました。」と鍾馗が告げました。
夢から覚めると病はすっかり治っていました。喜んだ皇帝は、夢に見た鍾馗を描かせました。

これが日本に渡来してきて、五月の節句の魔よけとして飾られるようになったそうです。

 

確かに、我が家の鍾馗様も髪と髭がモジャモジャで、表情は険しく、迫力があります。鬼をとって食ったというのも頷ける厳つさです。

 

幸い、息子も元気に育っていますから、これからも鍾馗様には毎年この時期にご登場いただくことにします。

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