鍾馗(しょうき)様を飾りました

うちには男の子がいるので、5月の節句には鍾馗様を飾ります。

実家の両親から、男の孫が生まれたということで送られてきたもので、毎年飾っています。

私が子どもの頃にも飾っていたそうですが、まったく覚えていませんね。

兜や小さめの鯉のぼりを飾っていた記憶はうっすらあるんですけど。

まあ、我が家は鯉のぼりを飾るような広い庭があるわけでもないので、鍾馗様で良いんですけど。

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今更ですが、鍾馗様って何者でしょう?

中国「唐」の時代、皇帝がマラリアにかかり苦しんでいると、夢で小鬼が楊貴妃の紫香嚢と玉笛を盗んで逃げようとしていた。

そこへ鍾馗が登場してその小鬼を退治して食べてしまった。

皇帝が尋ねると、「官吏になるための採用試験に落第して自殺しましたが、手厚く葬られましたので、恩に感じて天下の災いを除く誓いをたてました。」と鍾馗が告げました。
夢から覚めると病はすっかり治っていました。喜んだ皇帝は、夢に見た鍾馗を描かせました。

これが日本に渡来してきて、五月の節句の魔よけとして飾られるようになったそうです。

 

確かに、我が家の鍾馗様も髪と髭がモジャモジャで、表情は険しく、迫力があります。鬼をとって食ったというのも頷ける厳つさです。

 

幸い、息子も元気に育っていますから、これからも鍾馗様には毎年この時期にご登場いただくことにします。

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ランドセルって凄い、子どもも凄い

私には、小学生のお兄ちゃんと保育園に通う妹、2人の子どもがいます。

昨日、仕事から帰ってみると、嬉しそうな顔で娘がランドセルのカタログを見せてきました。

「これが欲しい~!絶対これがいい~!」

 

来年度小学生になる娘に、保育園からランドセルのカタログが渡されたそうです。

カタログには、「天使のはね」や「フィットちゃん」などの有名ブランド品がずらっと掲載されており、色や刺繍などのデザイン、ベルトや留め具、容量など、各社様々な工夫、差別化がされていました。

当然、価格はお手頃なものから、まったく手が出ないものまで幅広く、うちのお兄ちゃんのときは、高級品を欲しがるお兄ちゃんをあれこれと説得して、何とか方向転換させることに成功した記憶があります。

 

今回の娘が希望したものは、カラー「黒」の男の子用。

女の子で黒でも別にダメとは言わないけど、本当にいいのかな~。

夏まで様子見ます。ちょっとお高いですし。

まさかコロナウイルスで9月入学って可能性はないですよね・・・。

それにしても、アディダスってランドセルもあるんだ。

 

 

 

日々感じているのが、ランドセルの重いこと重いこと。

うちのお兄ちゃんの場合、ランドセルには教科書、ノートをパンパンに入れ(日によって辞典なども)、水筒や道具箱やら図書室で借りた本の袋やら持って登校するんですからね。

お兄ちゃんはもう大きくなったので心配はあまりしませんが、小学1年生には酷な重さでしょう。

私の出勤時は、弁当、サイフ、手帳くらいしか鞄に入れていないですから、何だか情けないような、申し訳ないような気分です。

頑張れ、若人よ。

今でも心が躍ります、しかし・・・

先日、大手家電量販店に買い物に行ったら、おもちゃコーナーに大きなミニ四駆コースが設置されていて、数人の大人と子どもがミニ四駆を作ったり、走らせたりしていました。

 

私もミニ四駆は大好きで、小学生の頃は食べたいお菓子を我慢して、わずかなお小遣いを貯めてやっとで買った思い出があります。

 

特に、当時私は「ミニ四トップ」という漫画を愛読していました。

トップというあだ名の主人公は運動も勉強も苦手だけど、ミニ四駆への情熱が凄まじく、ミニ四駆のために実家のラーメン屋を手伝ってお駄賃を稼ぎ、ドロドロ、クタクタになりながらも笑顔でミニ四駆を追いかける少年の物語です。

 

その漫画で生み出されるライジングバードという翼のついたミニ四駆

走行には無関係と思えるデザインの翼なのですが、大事な場面で素敵に機能します。

 

それを思い出し、おもちゃコーナーで売られているミニ四駆を眺めても、もちろんライジングバードはありません。30年も前に発売されたものですから当たり前です。

今売られているものは、私が覚えているものとはデザインも構造も違います。

私はタイプ1シャーシ~タイプ3シャーシ世代ですからね、今のミニ四駆見ると「全長こんなに長いの!?」って思います。

 

帰宅しても、しばらくライジングバードが頭をチラつきます。

スマホで調べると「5,600円・・・!?」。恐ろしい金額です。

ウイニングバード(これもミニ四トップで登場した作中オリジナル)とセットで14,000円。。。

当時は1台600円だったでしょうか、ちゃんと保管していれば一財産になったんですね。悔やまれます。

 

その後、散々悩みました。高いな~、でも欲しいな~、でも今さらいい大人がミニ四駆か~って。

結局、、、買ってしまいました!!

 

値段はとても妻に言えないので、「ネットで安く買えたよ~」とだけ。

ウキウキして組み立て、早速外に出て走らせて見ました。

かなり速くて、全然追いつけない。こんなに早かったっけ?電池が昔より良いのかしら?

外だと地上の果てまでいってしまいそうなので、家の中で走らせます。

ライジングバード「シャー!!」(走行音)、 妻「うるさい!!!!」

 

結局家の中で自由に走らせることは出来ず、棚に置いて愛でています。昔の記憶より確かに音が大きくて気になります。

いつかミニ四駆のコースも欲しいな~。 

 余談ですが、私はミニ四駆に付属しているシールを貼るのが嫌いな子どもでした。

何かの拍子で剥がれてしまうのが嫌だったんですよね。

 

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ミニ四駆ライジングバード)

 

 

 

在宅勤務中、つい昔を懐かしんでしまう・・・

 私の勤めているお世辞にも優良とは言えない中小企業でも、新型コロナウイルス感染症防止のため、在宅勤務の取組が2020年4月21日から始まりました。週の半分を出勤して、残りは在宅勤務。

予想通りですが、気が緩んでしまって業務効率は良くないですが、その分出勤した日に頑張って取り戻すという感じです。

 

長い人生でも、会社や学校へ行くことが出来ないなんて、そう起こることじゃないでしょうから、この過ごした時期・時間を多少でも残そうと思って、ブログを始めることにしました。

日記すら小学校以来書いていないですから、皆さんに読んでいただくようなものではないかもしれませんが、公開することで自分が続ける動機付けにしたいと思います。

 

いつまで続くことやら分かりませんが、、、

 

 

早速ですが、

在宅勤務の朝、始業時間に一応自宅の机にスタンバイして、仕事らしいことをするんですが、ついテレビや漫画、ゲームなんかに意識がいってしまいます。

 

誘惑に負けず、いくつかメールや電話で仕事を済ませ、そろそろコーヒーブレイクしようかなって思って目を転じたとき、

自室の本棚の上の、背が届きそうで届かない場所にある「魔術̪士オーフェンはぐれ旅」シリーズの背表紙が、

「ちょっと、光の白刃放たない?」って感じで誘ってきます。

 

 

 

大学生のときに初めて読んで、それ以降、ずっと好きな作品です。

つい、1作目をパラパラとめくって流し読みすると、そのままドップリとはぐれ旅に出かけてしまいました。

 

ご存じの方も多いでしょうが、魔術士オーフェンファンタジー小説の傑作です。

金貸しに身を落としたオーフェンが、借りた金を返さない地人たちとともに一計を企てるのですが、ドラゴン風の化け物や、昔師事した魔術士学校の先生や生徒が登場してバトルになったり、ドラゴン種族の遺産や姉に振り回されたりします。

 

ロードス島戦記とかばかり読んでた当時、オーフェンシリーズの人間描写が秀逸で、2回・3回と読み返せる面白さがありましたね。 

大学生のとき、この小説の代わりに論文の1つも頭に入れていれば、今とは違った仕事をしていたかもしれません。

しかし、まったく後悔はしていません。

私は当時、いくらやっても成果の出ない研究から目をそらし、クリーオウやマジクのようにオーフェンにくっついて冒険したかったんです。

 

取り合えず、この日は1作目「我が呼び声に応えよ獣」を読了しました。

無意識に、「バルトアンデルス、バトルアルンデス・・・」とつぶやいて、5歳の娘に怪訝な顔されましたが。

名前の付け方が良いんですよね、頭の片隅に残る感じで。

きっと明日以降もちょこちょこ続き読む予感がします。